第36弾の主役はレヴァン・ムジャヴァナゼ氏
今回のウェビナーでスポットが当たるのは、『Forbesジョージア富豪100人』ランキングで第65位に名を連ねる、レヴァン・ムジャヴァナゼ氏(53歳)。彼は、建設・建材供給・バトゥミの不動産開発を行うライク・ハウス有限責任会社を単独で保有しています。BMBグループやデュプレックスなど7社でグループを形成し、250名を超える従業員を擁するこの企業の魅力に迫ります。
東京大学経済学部を卒業し、ジョージアで自ら実業を展開する少数株ドットコム株式会社の代表取締役会長、山中裕氏が、ムジャヴァナゼ氏の「フルサイクル型の不動産開発モデル」と「企業の自己申告と検証可能な事実を切り分ける視点」を独自の視点から徹底解説。中長期的な企業価値を深く掘り下げていきます。
フルサイクル型不動産開発の魅力と、その検証可能性
ライク・ハウスは2016年に法人設立されましたが、2001年には建材供給を開始し、2006年には最初の開発に着手したとされています。これまでに「Mix House」(2008年)から「Satus House」(2021年)まで、少なくとも9件(同社自身は15件と自称)のプロジェクトを完成させている実績があります。
同社の事業モデルの特徴は、土地・立地の評価から設計・建築、建設、さらには物件管理までを一貫して手掛ける「フルサイクル型」を志向している点です。初期段階から竣工後まで関与することで、高い品質と効率を目指しているようです。バトゥミの「アレイ・オブ・ヒーローズ」周辺に建設される、高さ約300メートルと公表されている高層複合施設「ブルー・スカイ・タワー」が旗艦プロジェクトとして挙げられています。
しかし、これらの実績には「検証可能性」という視点が重要になります。例えば、ブルー・スカイ・タワーの高さや、過去の受賞歴に関する記述は、企業自身の発信に依存している部分が多いとされています。各工程の外部委託の有無など、具体的な数字の多くが非公開資料では確認できない状況です。
日本の株主提案活動を通じて、企業の実績を無批判に受け入れるのではなく、「検証済みの事実」として慎重に扱うことの重要性を一貫して訴えてきた山中裕氏。今回のウェビナーでは、フルサイクル型という事業モデルの真の姿を評価しつつ、自己申告と客観的に確認できる事実を丁寧に区別する、データと構造に基づいた視点から、不動産開発企業の中長期的な企業価値を紐解いていきます。
ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、以下の4つのポイントに注目して解説が行われます。
- フルサイクル型という垂直統合的モデル
土地評価から物件管理までを一貫して手掛ける、初期から竣工後までの一貫関与体制について掘り下げます。 - 2008年以降積み重ねた開発実績
「Mix House」から「Satus House」まで、バトゥミを中心とした開発の歴史と実績を解説します。 - 旗艦「ブルー・スカイ・タワー」と検証可能性
公表される高層複合施設の数値や受賞歴が企業発信に依存しているという論点に迫ります。 - 自己申告と客観的事実を切り分ける視点
企業の実績を検証済み事実として扱わず、確認可能な事実と自称を丁寧に区別する、データに基づく評価の姿勢を学びます。
開催概要
日時: 2026年9月上旬
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第36回『レヴァン・ムジャヴァナゼ――フルサイクル開発を担う、ライク・ハウスの単独オーナー』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: 建設・不動産開発業界に関心のある経営者、垂直統合モデルや情報開示・実績の検証可能性を学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第36回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
今後の展望
『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』シリーズは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的な「データと構造」から新興国資本主義の真髄を紐解いていきます。少数株ドットコム株式会社では、今後も市場の歪みや未開拓の価値を見出す独自の視点に基づき、持続可能な企業価値の最大化に貢献するグローバルインテリジェンスを提供していくとのことです。

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