第37弾のテーマはイオセブ・ムチェドリシュヴィリ氏
今回のウェビナーでは、Forbesジョージア富豪100人ランキング第64位に位置するイオセブ・ムチェドリシュヴィリ氏(69歳)に焦点を当てます。同氏は、インフラ建設と水力発電を手掛けるペリ(Peri)有限責任会社の持分96%を保有する支配株主です。
ペリ社は1991年の創業以来、設計・建設・据付工事から水利構造物・トンネル・道路まで幅広いインフラ建設で実績を積み重ねてきました。特に水力発電を主要事業とし、ダリアリ水力発電所(出力108MW)やホビII水力発電所(設備容量約46MW)といった大規模プロジェクトを手掛けています。

建設から発電保有まで垂直統合する事業モデル
ペリ社の事業モデルの核心は、「建設と発電投資の一体化」にあります。発電所を建設するだけでなく、発電事業そのものにも投資し、用地確保から環境評価、土木工事、系統接続、完成後の資産運営までを一貫して管理することで、建設工事の利益と発電事業の価値上昇双方から収益を得る構造を築いています。
この垂直統合モデルは国際的にも評価されており、日本の大手電力グループである東京電力リニューアブルパワーが、2020年4月にダリアリ水力発電所の株式31.4%をペリ社から取得した実績があります。これは、商業運転後の安定稼働と15年間の電力購入契約(PPA)が評価されたものです。
ウェビナーでは、東京大学経済学部卒の投資家であり、ジョージアで実業を展開する少数株ドットコム代表取締役会長の山中裕氏が、ムチェドリシュヴィリ氏の「96%という圧倒的な支配株主構造」と「建設から発電保有までの垂直統合」を独自の資本・経営ロジックから徹底解説します。
ウェビナーの主なトピック
本ウェビナーでは、以下の4つのトピックについて詳しく解説が行われます。
96%という圧倒的な支配株主構造: 迅速な意思決定の強みと、一人の判断への依存というリスクを併せ持つ、高い持分集中の構造を分析します。
建設から発電保有までの垂直統合: 発電所建設の利益と事業価値上昇の双方から収益を得るモデルを掘り下げます。
ダリアリ水力108MWと東京電力の資本参加: 総投資額1億2,300万ドルのダリアリ水力への東京電力リニューアブルパワーの出資が持つ国際的評価について解説します。
15年PPAが支える中長期の安定性: 商業運転後の安定稼働と15年間の電力購入契約が裏付ける、長期的なキャッシュフローと信用の基盤に迫ります。
開催概要
日時: 2026年9月上旬
タイトル: 少数株ドットコム代表 山中 裕「ジョージアについて語る」シリーズ:Forbesジョージア富豪100人 第37回『イオセブ・ムチェドリシュヴィリ――建設から発電保有まで垂直統合する、ペリの96%支配株主』
形式: オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費: 無料(事前登録制)
対象者: 建設・インフラ・エネルギー業界に関心のある経営者、支配株主構造や垂直統合・長期投資を学びたい投資家、ジョージアをはじめとする新興国市場に関心のあるビジネスパーソン
申込方法: info@shosukabu.com 宛に、件名へ『「富豪100人シリーズ第37回」ウェビナー参加希望』と明記のうえ、お申し込みください。
今後の展望
『山中裕が語るForbesジョージア富豪100人』シリーズでは、表面的なブームや印象論に惑わされることなく、客観的な「データと構造」から新興国資本主義の地層を冷徹に紐解いていきます。少数株ドットコムは、市場の歪みや未開拓の価値を見出す独自の視点に基づき、持続可能な企業価値の最大化に貢献するグローバルインテリジェンスを提供し続けるとのことです。

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