二軍が「稼ぐ」時代へ、ファンにとってのメリットとは
2024年から二軍だけの新球団としてプロ野球に新規参入したオイシックスとくふうハヤテの動向は、二軍のあり方を大きく変える象徴的な出来事です。また、既存の12球団でも二軍戦でイベントを充実させたり、ヤクルトやロッテなどの球団で二軍本拠地の移転やリニューアルが進められたりしています。これらの動きは、ファンの皆様がより快適に、そして身近に選手を応援できる環境が整備されていることを示しています。
本書では、なぜ今「二軍だけ球団」が誕生したのか、そして「赤字部門」とみなされてきた二軍がどのように投資対象へと変わっていくのか、その経済学的背景を詳細に解説しています。二軍が「育てる」だけでなく「稼ぐ」時代へと変化することは、結果的にファンにとって二軍戦の観戦体験をより魅力的なものに変える可能性があります。若手選手が躍動する場がより充実し、応援の選択肢も広がることでしょう。将来的には、二軍の試合がさらに多様なイベントで彩られ、推し選手との距離が縮まるような機会も増えるかもしれません。
書籍情報
書名: 『プロ野球 二軍の経済学 – 「育てる」から「稼ぐ」時代へ -』
著者: 小林至
発売日: 2026年6月9日
価格: 1,210円(税込)
ISBN: 978-4-8470-6727-3
発行: ワニブックス
Amazonにて購入可能です。
著者プロフィール
小林至(こばやし・いたる)
桜美林大学健康福祉学群教授。博士(スポーツ科学)、MBA。1968年、神奈川県生まれ。ロッテオリオンズの練習生を経て、1991年に千葉ロッテマリーンズからドラフト8位指名を受けて入団。東京大学卒業後、プロ野球選手となった数少ない事例の一人です。退団後、1994年から7年間アメリカに在住し、コロンビア大学でMBAを取得。2002年より江戸川大学助教授、准教授、教授を歴任。2005年から2014年まで福岡ソフトバンクホークス取締役を兼任し、2020年4月より現職。一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)理事、一般社団法人スポーツマネジメント通訳協会会長も務めています。YouTubeチャンネル「小林至のマネーボール」でも情報発信を行っています。

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