空間デザインは「目的達成の手段」
建築や空間デザインは、多額の費用が伴う「失敗できない投資」と位置づけられています。そのため、設計段階で施主が本当に達成したい目的を見極めることが極めて重要であると本書は説いています。特に、収益を目的とする建築においては、マネタイズを主眼に置いたアプローチが不可欠です。
本書では、「マネタイズ」や「目的達成」を前提とした空間デザインをテーマに、事業計画、リサーチ、ブランディング、PRといった幅広い領域を統合した設計プロセスを解説しています。これにより、空間を単なる物理的な場所ではなく、「結果につながるもの」として捉え直すことを提案しています。
プロ野球ファンにも関心を持たれる可能性を秘めた一冊
本書の目次には、「プロ野球球団施設計画 マーケティングリサーチ+施設コンセプト検討業務」といった具体的な事例が挙げられています。これは、空間デザインの知見がプロ野球の世界にも応用され、球団施設や関連空間がファン体験の向上や選手のパフォーマンスに影響を与える可能性を示唆しています。
例えば、チームビルディングの理論を取り入れたオフィス空間の設計や、コミュニケーションの量を増やすための空間設計に関する内容は、プロ野球選手の活動拠点や、ファンが訪れるスタジアム、練習施設などにおいても、選手のモチベーション向上やチームの一体感醸成、そしてファンの方々の観戦体験の質の向上に繋がるヒントとなるかもしれません。
「空間がウェブサイトからの会員を呼び込む」といったマーケティング視点のアプローチは、球団がファンクラブ会員を増やすための戦略にも応用できるでしょう。また、「低コストで『映える』空間をMemory(記憶)の中に」といった具体的な空間設計のアイデアは、SNSでの発信が活発な現代において、ファンが球場での体験を共有し、さらに多くの人々が球場に足を運ぶきっかけを作る可能性を秘めています。

書籍概要
タイトル: 『結果を出す空間デザイン』
著者: 萩原浩
定価: 2,640円(税込)
発行: 2026年3月18日
判型: 四六判/208ページ
ISBN: 978-4-296-20989-7
本書は全国の書店およびオンライン書店で販売されています。
株式会社AGI designについて
株式会社AGI designは、マーケティング/リサーチ、デザイン、マネージメント、コンストラクションを事業内容とする企業です。代表の萩原浩氏が手掛ける空間デザインは、多岐にわたるプロジェクトでその成果を発揮しています。過去のプロジェクトには「プロ野球球団施設計画 マーケティングリサーチ+施設コンセプト検討業務」も含まれており、スポーツ分野における空間活用の可能性を追求しています。

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